
グンゼ博物苑【展示蔵 T】 京都府 綾部市

『グンゼ博物苑』京都府何鹿郡(現在の綾部市)で創業された
「グンゼ株式会社」 綾部市の地域産業であった蚕糸業を地域振興に役立てようと設立された会社は、「何鹿郡の方針」「郡の是」として『郡是製絲株式会社』と名付けられました。

グンゼ創業時の様子から新しい分野への展開まで、「歴史蔵」「ファッション蔵」「新機能蔵」に分けて展示されています。

蔵の中には創業当時に使われていた機械や、“養蚕”についての展示物が並んでいます。




なんだか凄い機械がズラっと並んでいて、機械のコトは良く分からなくても見入ってしまいます。

二階へあがると...

グンゼの製品と一緒に 歴代のモデル達の写真が並んでいます。

各年代に流行ったファッションのパネルと、その当時のグンゼの製品が展示されていて、懐かしくてオモシロい


下の階を覗くと、休憩中のラクダさんとおじさんが...

創業者 波多野鶴吉氏が掲げた理念


生糸の品質を向上させるため、従業員を大切に育て 教育の充実を図ってきたそうです。

そんな創業者 波多野鶴吉さんと、妻 葉那さんの顔はめパネル



昔のイラストってお洒落


「繭」と「さなぎ」の入った瓶。『においを嗅いでみよう』の言葉にしたがってオープン


興味のある方は勇気をもって蓋を開けてみてください


『さなぎ』 この蛹を繭が覆っています。

『繭』 この繭をほぐして絹糸にするんですね。 繭を振ってみるとコロコロ... 中にさなぎが入っているのが分かります。 知らなかったんだけど、糸をとるためには中のさなぎが出てきてしまってはいけないんだって... 繭に穴が空いて糸切れの原因になってしまうから。 繭を茹でたり冷凍処理する際に、中のさなぎは死んでしまうそうです。 通常の蚕が吐き出して作った繭は、一本の糸にほぐすと約1200mもの長さになるそうです。 細くて強い糸を48時間かけてからだの周りに吐き出し、作った繭の中でさなぎになります。 年に3回つくられる繭のうち、春に作る『春繭』は超高級品とされているそうです。

下の階に降りると、こんなモノが

◦ 綾部バラ園【あやべグンゼスクエア】
◦ グンゼ博物苑【展示蔵 U】
◦ 特産館ささやま【味の郷土館】
◦ 丹波地方おでかけMAP
京都府綾部市青野町膳所1番地
グンゼ博物苑
JR綾部駅から東へ 徒歩約10分
舞鶴若狭自動車道「綾部IC」から車で約5分
京都縦貫自動車道「綾部安国寺IC」から車で約10分
「京丹波わちIC」から車で約20分
開苑時間 10:00 〜 16:00
休延日 火曜日(祝日の場合は翌日)
[グンゼ記念館は金曜のみ開館]
入苑料 無 料
駐車場 普通車53台・大型バス2台
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