
奈良公園【東大寺】 奈良県 奈良市


世界最大の木造軸組建築である「大仏殿」のほか、法華堂・二月堂などからなる『東大寺』は、“古都奈良の文化財”の一部としてユネスコの世界遺産に登録されています。 創建当初は現在のものよりも大きかったらしく、当初のままの大きさなら いまも「世界最大の木造建築」だったのかも!?
奈良といえば“大仏さん” この巨大な仏像は「盧舎那仏」(るしゃなぶつ)で、高さ14.7m、基壇の周囲70m 銅で造られていて、当初は金メッキで覆われた黄金色に輝く巨大な仏像でした。
この“金メッキ”を施すために、多くの水銀を使用したので 作業にあたった多くの人が水銀中毒になってしまったらしぃ...

* 金と水銀をまぜた液体を大仏の表面に塗り、火であぶることによって水銀を蒸発させ 大仏に金メッキを施す。 という方法をとったそうですが、その時使用された水銀の量は約50tだとか!?

大人(中学生以上) 500円 小学生 300円の入堂料を支払って大仏殿の中へ



巨大な大仏殿

大仏殿の前にある『八角灯篭』
平安時代の平家による“南都焼討”、戦国時代の“東大寺大仏殿の戦い”(多聞山城の戦い)によって焼失してしまった大仏殿ですが、この八角灯篭は 戦火を免れたそうです。


巨大な大仏さま




大仏さまの西側に安置されている『虚空蔵菩薩坐像』


その反対、東側に安置されている『如意輪観音坐像』

西側奥には四天王のうちの『廣目天』

東側奥には『多聞天』

残りの2体『持国天・増長天』は未完成で、頭部だけが置かれています。

“大仏さまの手”
与願印(よがんいん)と呼ばれる「願いを叶えてくれる」ことを現している左手。 大仏さまの手には“水かき”があるそうなのですが、確認できず〜〜っ

厳しい修行により大海原を泳ぎ切った証しでついているとか、「まんもうそう」という“水1滴も漏らさぬように、人々をすくい上げる”という意味を現しているいるとか...

大仏さま 後姿

手前にいる人とくらべると、大仏さまの大きさが伝わるかな〜?

創建当時の大仏殿 模型


大仏殿入口 東側に置かれている、なんだか凄い形相の像


『賓頭廬尊者像』(びんずるそんじゃぞう)
撫でると その部位の病気が治る。と信じられていて、撫でられすぎてピカピカになっていることが多いそうです。「おびんづるさま」と呼ばれ親しまれている“なで仏さま”


桜の花と大仏殿


東側の回廊。 こちら側が大仏殿出口です。


こどもの頃にはただ「おおきいな〜〜っ!!」という感想しかなかった“奈良の大仏さん”も、おとなになってもう一度訪れてみると、色々と新しい発見があるかも

入堂料 大人(中学生以上) 500円
小学生 300円
大仏殿・法華堂(三月堂)・戒壇堂 それぞれに入堂料が必要になります。
拝観時間 11〜2月 開門 8:00 閉門 16:30
3月 開門 8:00 閉門 17:00
4〜9月 開門 7:30 閉門 17:30
10月 開門 7:30 閉門 17:00
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奈良県奈良市雑司町406-1
奈良公園
近鉄奈良駅から 徒歩約5分
JR奈良駅から 徒歩約20分
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