
吉野山 桜【中千本】 奈良県 吉野郡


『中千本』
谷の向こうにある「吉水神社」や「如意輪寺」を囲むように咲く桜の花


豊臣秀吉が総勢五千人を引き連れて、盛大な花見の宴を催したといわれる『吉水神社』
境内からは中千本と上千本の桜を一望することができます... が、今回は行ってません

上千本の桜が満開の時季に訪れた方は、ぜひ「吉水神社」からの眺めを堪能してくださいね








吉野山に咲く桜の花は“シロヤマザクラ”という山桜で、ソメイヨシノとは違って 花と葉が同時に出るので、一見「あれ? もう見頃は過ぎたのかな!?」と勘違いしてしまいそう。
よく見てみると、花と一緒に赤っぽい葉っぱのでているモノがあると思います。







山桜は、おなじ場所に育っていても 1週間ほど開花時期にずれが出るため、長く花見が楽しめるそうです♪
公園のお花見みたいに 焦って行かなくてもよさそうですね




毎年こんなキレイな桜の花を眺められるなんて、吉野山の人たちは幸せですね〜〜っ


しだれ桜は開花時期が早いので、もうこの頃には満開だったようです






しだれ桜は本当にキレイ



桜の木にたくさんくっついている“鳥の巣”みたいなのは『寄生木』(やどりぎ)かな?
なんだか不思議な物体

「寄生木」って名前は聞いたことあるけど、コレがその寄生木?
いろんな樹に寄生し、宿主の樹から栄養分をもらってる寄生木。
その実は粘着質で、実を食べた鳥の糞が 樹の樹皮にくっついて発芽しやすいようになっているんだとか。 自然はよく出来てます








山岳信仰の聖地「吉野山」には、多くの寺社仏閣が点在していて 世界遺産に登録されているものもいくつか有るので、ひとつひとつ見て回るには 1日では時間が足りませんっ



道中、突然あらわれる鳥居


『銅の鳥居』(かねのとりい)
黒門のつぎにある「金峯山寺」の鳥居。俗世界と聖地の境界を示す鳥居で、山上ヶ岳までの四つの門 発心・修行・等覚・妙覚 のうち最初の“発心門”にあたる。
奈良 東大寺の大仏を鋳造した際にあまった銅を使って作られたとか。

すぐ上にある『金峯山寺蔵王堂』の仁王門
修験道の総本山。 吉野山のシンボルで 本堂「蔵王堂」の“入母屋造 檜皮葺”(いりもやづくり ひわだぶき)の巨大な屋根は壮観!!

吉野山参詣道沿いは 歴史ある建物と、現代風に改装されたおしゃれな建物が共存していて、景色を見ながらテクテク歩いているだけでも楽しい♪



今回は「桜の花」がメインなので、お寺まわりは また次の機会に

◦ 吉野山 桜【下千本】
◦ 吉野山 桜【上千本】
◦ 吉野山【吉野水分神社】
◦ 吉野山 葛餅【花綿】
◦ 吉野山【陀羅尼助丸】
◦ 吉野山【食べ歩き】
まとめ
【奈良 吉野山 桜】

日本一の桜の名所『奈良 吉野山』桜の季節、山肌がピンクに染まる吉野山の美しい風景と、吉野葛を使った美味しい「葛餅&葛きり」
奈良県吉野郡吉野町吉野山
「吉野山 下千本」
近鉄吉野線 近鉄吉野駅からロープウェイで約3分
駐車料金 1500円
(協力金 500円を含む)
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