
灘黒岩水仙郷 兵庫県 南あわじ市


瀬戸内海国立公園 淡路島 灘黒岩水仙郷
諭鶴羽山の南側斜面 約7haに自生する500万本の
“ニホンズイセン”
みごろは例年1月中旬 〜 2月上旬ごろ
日本三大群生地のひとつに数えられるスイセンの名所である『灘黒岩水仙郷』 諭鶴羽山(ゆづるはさん)【標高607.9m 淡路島の最高峰】と、紀伊水道に浮かぶ“沼島”とのあいだを通る中央構造線の北側にあたり、諭鶴羽山 南斜面のこの辺りは、断層崖となっているため急傾斜で海岸線まで落ち込んでいる。

海岸沿いの急斜面に群生するスイセンと、その奥 紀伊水道に浮かぶ 沼島

かなりの急斜面


入口は北側で、南側ほどではないが こちらも“なだらか”とは言い難い。





坂道を登りきる自信のない人には、入り口で杖を貸し出してもらえます。

水平線をバックに咲くスイセン





頂上の展望台


海の青と緑の葉、スイセンの白い花が目の前にひろがる...






順路に従って、下りは南側の斜面




スイセンの開花時期には、福良港“うずしおドームなないろ館”【南あわじ市 総合観光施設】からと、洲本温泉から“立川水仙郷”を経由する往復のシャトルバスが出ている。


高所恐怖症の人間にとっては、けっこうクラクラする急斜面です






もうすぐ到着地点


水面に映し出された自分の姿を見て恋に落ち、その場から離れられなくなった“ナルキッソス”
ギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスは、自分の姿に恋い焦がれ 湖の畔で『水仙の花』に姿を変えてしまった。 このことから欧米ではスイセンを“ナルシス Narcissus”と呼ぶ。



ここ灘黒岩水仙郷のスイセンたちも、紀伊水道の海に自分の美しい姿を見ているのかな。。。

【灘黒岩水仙郷】
紀伊水道をバックに一面に広がる水仙郷。 愛おしげに海を見つめるスイセンの花。。。
兵庫県南あわじ市灘黒岩2
灘黒岩水仙郷
開園期間: 2015年12月25日 〜 2016年2月下旬
臨時休園日
12月31日 終日 / 1月1日午前中
開園時間: 午前9時 〜 午後5時
入場料 : 大人 500円
子供 300円(小・中学生)
◦ 淡路島モンキーセンター【前篇】
◦ 淡路島モンキーセンター【後編】
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