
孫文記念館/移情閣 神戸市 垂水区

八角形の中国式楼閣「移情閣」 1915年築の現存する日本最古のコンクリートブロック造建造物で、国の重要文化財に指定されている。


『辛亥革命の父』と仰がれる「孫文(孫中山)」を顕彰する日本で唯一の博物館。
神戸潜伏中の彼をかくまった 川崎重工業の松方幸次郎との縁で、1984年に開設された。


舞子海上プロムナードを出て左手に見える 海岸沿いの建物が「移情閣」
その手前にあるモニュメント「夢レンズ」


舞子公園内にある「孫文記念館(移情閣)」「旧武藤山治邸」「旧木下家住宅」三邸の入館料をあわせて400円で販売している『三邸めぐり入館券』 それぞれに購入するより100円お得






庭から見る明石海峡

建物のうしろに見えるのは 明石海峡大橋のアンカレイジ(橋台)

海に面しているのは裏口のようで、表の入口へまわります


こちらが入口


孫文の銅像が出迎えてくれます

「中国革命の父」「国父」(国家の父)とも呼ばれる『孫文』 中国では「孫文」よりも「孫 中山」の名が一般的で、「孫 中山先生」と呼ばれている。
この「孫 中山」という名の由来は、孫文が日本亡命時代に住んでいた 日比谷公園付近の邸宅「中山邸」の表札の字が気に入りつけたもので、自らを「孫 中山」と名乗るようになった。 日本滞在中は「中山 樵」(なかやま きこり)を名乗っていた。
中国にある「中山」がつく路名や地名は、この「孫 中山」の名からとったものらしい。



入口はこちら



1階入って直ぐの部屋には“偉大な革命家 孫文”についての資料が展示されています。



南側の廊下は陽当たりが良く気持ちいい





「移情閣」模型


華僑の貿易商「呉錦堂」が舞子海岸に建てた別荘「松海別荘」 この別荘内に建てられた「移情閣」は、外観が六角形に見えることから『舞子の六角堂』と呼ばれ親しまれてきた。(実際は八角形)

これがその八角形の内部


孫文の立像と胸像


天井の龍の彫刻


「移情閣」つぎは2階へ...

兵庫県神戸市垂水区東舞子街2051 舞子公園内
孫文記念館(移情閣)
JR舞子駅・山陽舞子公園駅より徒歩5分
◦ 孫文記念館/移情閣【2階】
◦ 旧武藤山治邸【1階】
◦ 旧武藤山治邸【2階】
◦ 旧木下家住宅【応接室・座敷】
◦ 旧木下家住宅【書院・茶室】
スポンサーリンク